むし歯

歯口腔内に溜まった歯垢(プラーク)内の細菌によって、歯が徐々に溶かされてしまう病気が「虫歯」です。

歯垢とは歯の表面についた白っぽいネバネバしたものです。歯牙細菌苔とも言い、生きた細菌の大集団が苔のようにヘバリついているもの。
つまり、決して単なる食べカスではありません。
溶かされた歯は自然に治ることがないため、放置すると歯の状態はどんどん悪化していきます。
当然、小さな虫歯のほうが短期間で治療できます。

麻酔について

虫歯の治療で麻酔を使用することがあります。

当院では「痛くない麻酔」を心がけています。
より無痛に近くするため使用しているのが「無針注射器」シリジェットです。
無針注射器とは、字のごとく針の無い注射器のことです。
麻酔液を勢いよく噴出させることによって浸透させるので、針を刺さずに麻酔効果を得ることができます。
強力なスプリングで麻酔薬を噴出させることによって歯肉約1mmまで麻酔液を到達させます。

麻酔時には至近距離で水鉄砲を撃たれたような感覚があり、人によってはそれを痛みとして感じることもあるため完全に無痛というわけではありませんが、針が付いていないので注射に対する恐怖感は大きく軽減されると思います。
また、無針注射器だけでは麻酔が不十分な場合は、無針注射器で表面を麻酔した後、通常の針が付いた注射器で追加麻酔をすることもあります。

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